富士写真フィルムが提唱し、日本電子工業振興協会(JEIDA/ただし2000年11月1日に日本電子機械工業会と統合され、電子情報技術産業協会になった)規格として認定され、ISO(International Standards Organization/国際標準化機構)規格としても認定されたデジタルカメラの画像フォーマット規格の名称。オリンパス、カシオ、コニカ、三洋電機、シャープ、セイコーエプソン、東芝、ニコン、富士写真フィルム、ミノルタ、リコーの11社で構成するExifサポート・グループ(SEG)は、互換性をユーザーにわかりやすく告知するための統一ロゴマーク(SEGロゴマーク)を定め、同時にExifフォーマットの細則(SEG細則/呼称セグ細則)を定め、業界の標準化を押し進めることで合意した。詳細情報はURL(http://www.fujifilm.co.jp/news_r/nrj327.html)で知ることができる。日本経済団体連合会は 2004年1月20日に、「戦略的な国際標準化の推進に関する提言」を公開した。詳細情報はURL(http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2004/007.html)で知ることができる。
[「SEG細則」の主な特長]
1.画像確認用インデックス画面(サムネイル)の共通化
「Exif」ではフォーマットの応用範囲を広げるためサムネイルはオプション扱いとなっているが、「SEG細則」ではDSカメラで記録するサムネイルの仕様(160×120画素)を決め、画像再生手順をルール化することで、どのメーカーの「SEG細則」対応DSカメラでも画像をスピーディーに再生し確認することが可能となる。
2.画像データ記録ルール
「Exif」はファイルのデータフォーマットを定めているが、「SEG細則」ではこれに加えて画像ファイルをメモリカードなどに記録する際のファイル名称、ディレクトリの仕様を決めた。これにより、各社DSカメラやプリンタで画像の確実な再生が可能となるばかりでなく、ディレクトリ名とファイル名に所定の番号を記録することで、統一的なコマ番号の表示が可能となる。この結果、記録メディアに記録された画像を簡単に検索でき、コンピュータ等に取り込んだり、ラボプリントサービスを利用するのに大変便利になる。JEIDAは2002年2月20日に、撮影情報を利用して、画像印刷時のクオリティを向上させるPIM(Print Image Matching)の考え方を大きく取り入れたExif2.2の審議を完了した。Exif2.2対応のデジタルカメラで撮影した場合には撮影条件や撮影シーンなどの情報が共通の項目で記録される。このデータをExif Print対応のソフトで印刷すると、メーカーに関係なく撮影時の状況を分析して撮影者のイメージを印刷することができる。ただし、セイコーエプソンは2002年3月5日に、機能強化版PIM IIを発表した。詳細情報はURL(http://www.epson.co.jp/osirase/2002/020305_4.htm)で知ることができる。ガートナージャパンのデータクエスト部門は2002年3月7日に、2001年の国内プリンタ市場調査の結果をまとめ、報告した。詳細情報はURL(http://www.gartner.co.jp/press/pr20020307.html)で知ることができる。その報告によれば、国内プリンタ市場はキヤノンと2分している最大のセイコーエプソンがPIM IIを発表したことから、JEIDAは発表したばかりのExif2.2の次期バージョンを審議する必要がでてきた。