LANのもっとも一般的な規格。ゼロックス(Xerox)社のPARC研究所(ゼロックス・パロ・アルト中央研究所/Palo Alto Research Center)にいたロバート・メトカルフェ博士(Dr.Robert M. Metcalfe/通称:ボブ・メトカーフ)によって、「端末間でパケットを高速にやりとりするしくみを低コストで実現する」という要件を満たすために、全端末を1本の同軸ケーブルにつないでしまうという発想で基本が発明され、コンピュータ「ALTO」向けのLAN技術「ALTO ALOHA Network」の名称を、1973年5月22日に「Ether Network」に変更しよう、という提案をメモにしてほかの研究員に配布した。Metcalfeがこの着想を得たのは、ハワイ大学で開発された「ALOHA system」という無線通信システムで、当初はすべての端末が伝送媒体を共有する無線伝送の原理を有線伝送に持ち込んだというわけで、この「ALOHA System」と「ALTO」から「ALTO ALOHA Network」と名付けた。しかし、Metcalfe自身は、この名前をあまり気に入っていなかった。画期的なLAN技術にふさわしい名前を付けようと考え出して思いついたのが「エーテル(ether)」であった。光の実体が電磁場ということがわかる19世紀前半まで、光を伝えるのは空間のいたるところを満たしているエーテルだという仮説があり、彼は、この不思議な響きを持つ言葉が、全端末を共通の伝送媒体でつなぐというLAN技術の本質を的確に表していると考えて、エーテルを冠した「ETHER Network」を新名称にしようと提案することにした。以後、最終的には短縮されて「イーサネット(Ethernet)」になったという歴史がある。詳細情報はURL(http://www.digibarn.com/collections/diagrams/ethernet-original/index.html)で知ることができる。Ethernetの発明を特許明細書にはじめて「Ethernet」と言葉が用いられ、その明細の日付が1973年5月22日であることから、PARC(Palo Alto Research Center)では2003年5月22日が「Ethernet誕生から30周年」ということで、記念イベントを開催した。米国のDEC(デック/Digital Equipment Corporation)社、Intel社、ゼロックス(Xerox)社の3社によって製品化された。ケーブルの規格として10Base5、10Base2、10BaseTあり、10Base5と10Base2が同軸ケーブルで、10BaseTが対ケーブルである。伝送速度10Mビット/秒のEthernetを「第1世代Ethernet」、100Mビット/秒のFirst Ethernetを「第2世代Ethernet」、GビットEthernetを「第3世代Ethernet」と呼ぶこともある。ノードというLANに接続され端末や交換機、プリンタなどの機器を1024局まで接続できる。アクセス方式がCSMACD(搬送波感知多重アクセス/衝突検出方式)であることから、パケット通信をするときにはネットワーク内に他のパケットがないことを確認しないと、パケット同士が激突をしてパケットが消滅してしまう。次世代高速LANの規格として伝送速度が100Mビット/秒のFirst Ethernet(ファースト・イーサネット/100BASE-T)に期待が集まっている。1996年11月にIEEE(the Institute of Electrical and Electronic Engineers,Inc/IE3/I triple E/電気通信技術者協会/電気電子学会)はカナダのバンクーバーで、GビットEthernetの標準化制定の会議を開催し、標準の骨子をまとめた。予定では1997年の1月27から29日に開かれる会合の前までに最初のドラフトを提出し、1997年7月に投票され、1998年6月にはIEEE802として採択された。アクトンテクノロジィは、10BASE-T/100BASE-TXに対応したIEEE802.3、IEEE802.3u PC Card 97 CardBus Standard ACPI Ver.1.0 Microsoft OnNow/PC98規格のPCカ ド型のLANアダプタCheetah Fast EtherCard-2230を1999年12月6日に発売した。日立製作所は1999年12月6日に、SH-DSPをコアにEthernetコントローラを内蔵した32ビットRISCマイコンSH7615を商品化し、「SuperH RISC engineファミリ」のラインナップとして発表した。EthernetコントローラのMAC層部分を内蔵し、MAC層と物理層の接続には標準インタフェースであるMIIを採用し、10/100Mbpsに対応する物理層のLSIに接続する。また、送信用と受信用にそれぞれ512バイトFIFOメモリを内蔵させ、リングバッファ方式を実現する送受信用DMACも搭載している。米国のCahners In-Stat Groupは、SOHOなどのLAN環境に関する調査報告LAN Research Panelを2002年2月に公開した。詳細情報はURL(http://www.instat.com/panels)で知ることができる。802.3 Ethernet standards groupが提出した10 Gigabit Ethernet standardをIEEEは2002年6月14日に承認した。詳細情報はURL(http://computerworld.com/networkingtopics/networking/protocols/story/0%2C10801%2C72009%2C00.html?nlid=AM)で知ることができる。1990年に10Mb/s Ethernetされ、1995年に100Mb/s Ethernet、1998年に1,000Mb/s Ethernet、2002年に10,000Mb/s Ethernetが承認され、これまで4年に10倍のスピードが承認されてきていることから、2006年には100GビットEthernet、2010年には1TビットEthernetが承認され、これは1年で倍になると予測したムーアの法則に匹敵するスピードで、CPUだけではなく、LANの世界でもムーアの法則が実証され始めていることになる。詳細情報はURL(http://www.ieee.org/portal/index.jsp)で知ることができる。NECは2002年11月28日に、NECが独自に開発した高性能ミリ波スイッチなどを用いた直接ASK変復調方式を採用し、上記高速変調器、高感度な復調器などをチップの片側に集積化して低コストを実現したコプレーナ型集積回路、および同集積回路と同等サイズの平面型セラミックフィルタからなるチップセットを、多層LTCCパッケージにフリップチップ実装する技術で、1.25GHzを実現したGビットEthernetを無線化した、159×97×44mmという小型サイズの60GHz帯小型ワイヤレスリンクを開発したと発表した。詳細情報はURL(http://www.nec.co.jp/press/ja/0211/2804.html)で知ることができる。仮想LAN構築ソフト「SoftEther」を開発するSoftEther社は2004年8月30日に、監視ソフト「SoftEther Alert」とファイアウォール「SoftEther Block」の2種類を無償配布すると発表した。詳細情報はURL(http://www.softether.com/jp/news/040830.aspx)で知ることができる。Dell'Oro Groupは2005年2月17日に、ハイエンドEthernetスイッチ市場が12%成長したと報告した。市場はGビットEthernetスイッチと10GビットEthernetスイッチへと切り替わって、市場が伸びたと報告し、レポートによると、GビットEthernetの出荷は初めて、Fast Ethernetを超え、さらに10GビットEthernetの出荷は第2四半期に70%以上の成長した。詳細情報はURL(http://www.delloro.com/news/2005/Mob021605.shtml)で知ることができる。
Dr.Robert M. Metcalfeが描いたEthernetという名称を決定した概念図メモ
Dr.Robert M. Metcalfeが描いたEthernet概念図
IEEE802のLANの標準
VLAN IEEE 802.10の解説
NECの1000BaseT製品
日立製作所のEthernetコントローラを内蔵した32ビットRISCマイコンSH7615
GIGABIT NETWORKのパンフレット-1
GIGABIT NETWORKのパンフレット-2
GIGABIT NETWORKのパンフレット-3
GIGABIT NETWORKのパンフレット-4
GIGABIT NETWORKのパンフレット-5
GIGABIT NETWORKのパンフレット-6
インターネット接続の方法とその割合
インターネット接続の方法と将来性
broadbandを申し込む人のDSLとCATVインターネット接続の比較
広帯域情報通信利用者の利用目的予測(2005年)
米国におけるインターネット接続方式と価格の比較(1999年)
米国における衛星とCATVインターネット接続の増え方の比較予測
FCC調査1998年と1999年のCATV、ADSL、その他の比較
FCC調査1998年と1999年のCATV、ADSL、その他の実数比較
FCC調査1998年と1999年のCATV、ADSL、その他のマーケット比較
FCC調査高速通信への申し込み浸透度
FCC調査実際に採用された高速通信
FCC調査高速通信シェアの分布
Nielsenの米国における1999/2000インターネット低速と高速接続の伸び
DSL reportのMLに登場した「Oh my! What a surprise!」
SBCによる米国のDSLユーザー
総務省の2001年11月末日現在のxDSL回線加入者数の統計
Euro RSCGの1945〜1954年と1955〜1964年生まれの技術に対する考えの違い
Cahners In-Stat Groupが2002年2月に公開したLAN Research Panel
Computer Architecture A Quantitative Approachの表紙
SoftEther社が2004年8月30日に発表した無償提供リリース
LAN
Token Ring
同軸ケーブル
対ケーブル
光ファイバー・ケーブル
CSMA/CD
メトカルフェの予言
ATM(Asynchronous Transfer Mode)
高速光通信用IC
100VG-AnyLAN
10BaseT
メディア・コングロマリット
メディア・コングロマリット/2004年
AEC
MAPOS
GビットEthernet
SVN
ISDNルーター
10Base5
10Base2
10BaseT
100BaseT
インターネット総合研究所
PCnet-Homeコントローラ
NTT-ME情報流通
WECA
IEEE802委員会
Vフロン
ベースバンド伝送
MACアドレス
RISC
FIFO
MII
リングバッファ方式
DMAC
DSLAM
ギガビットネットワーク協議会
研究開発ギガビット・ネットワーク
ATM(Asynchronous Transfer Mode)
xDSL
単位
インターネット総合研究所
POSIP
次世代ネットワーク構想に関する懇談会
KDDテラビットハイウェイ構想
WECA
超高速オプティカルNWソリューション
VoDSL
次世代インターネット政策に関する研究会
ラスト・ワンマイル
スーパーSINET
ギガビットアイランド
Public Ethernet
XAUI(10Gigabit Attachment Unit Interface)
Multi-University Research Laboratory
ムーアの法則
SPICA(Stacked Polymer optical IC/Advanced)
e-VLAN
XPAK MSA(XPAK Multi-Source Agreement)
SuperH
コア
多層LTCC(Low Temperature Co-fired Ceramic)パッケージ
フリップチップ
インターネットやコンピュータの歴史があるURL
EAP(Extensible Authentication Protocol)
ベストエフォート
IEEE802.3ae
PoE(Power over Ethernet)
広域Ethernetサービス
Wide-Ether
ZigBee
Ethernet Alliance
GE-PON(Gigabit Ethernet-Passive Optical Network)