ES細胞

Embryonic Stem cells

胚性幹細胞/ヒト万能細胞

生成能力が強いプラナリアは、何処で切ってもどれぞれが成体に成長するが、それは、プラナリアの細胞が、どの部位にも変化する能力があることから可能であるという結論に達し、人工臓器の開発で、人間にも同様にどの機能にも対応できる細胞があるのではないかということで研究され、発見されたステンセルの名称。最初に人間のES細胞(human embryonic stem cells/hES cells)を発見したのはウイスコンシン大学(University of Wisconsin)のジェームズ・トムソン博士(Dr. James Thomson)とその研究仲間であった。哺乳類のステンセルは、受精してから数回分裂すると細胞分化が始まり、胎児となるICM細胞と、胎盤になる栄養芽細胞に分化する。ICM細胞を取り出し、分化を停止させたまま継代培養した細胞がES細胞である。ただし、発見されたのが受精卵であったことから、人間の神聖な領域である生命にも関係するという理由で研究が暗礁に乗りかけたところ、脊髄からも同様のステンセルが発見され、一躍注目されるようになっている。ただし、ES細胞は、いくらでも増殖させることができ、確実に全能性を持つことから、ステンセル移植のレシピエント細胞としてだけでなく、ドナー細胞として遺伝子組換えクローンの作成に利用できるため、人間のクローン問題にまで発展した。しかし、それ以上にES細胞は、遺伝子組換えをあらかじめ施したES細胞を用いてキメラ動物を作成し、そのうち生殖細胞がES細胞に由来する個体を選んで交配することにより、トランスジェニック動物が得られる。詳細情報はURL(http://kodansha.cplaza.ne.jp/hot/genome/cap2_3/2_3d.html)または、ES細胞研究用試薬の情報があるURL(http://wwwcrl.shiga-med.ac.jp/home1/toku_k/sp2000/doubutu/home.html)で知ることができる。NIH(National Institutes of Health/米国衛生研究所)は2000年8月に、ES細胞を使った研究への政府助成金の最初の適用を検討する際に考慮することになる倫理および科学上の基準について、きわめて詳細に論じていると発表した。2001年2月15日には著作権問題で大きな話題を呼んでいるNapsterなどに関する共有データで関する著作権についてMIT COMMUNICATIONS FORUMで''COPYRIGHT, COMMERCE AND CULTURE -- WHAT WE LEARNED FROM NAPTSTER''が開催された。ロイターによれば、米国のケンタッキー大学元教授のパノス・ザボス(Panos Zavos)とイタリアの医師サベリノ・アンチノリ(Severino Antinori)らは2001年8月7日の米国の科学アカデミー公開パネル(National Academy of Sciences panel)で、不妊治療の一環として、まず200組のカップルを選び、ほぼ10組ずつクローン技術で子どもを作り、2002年中に最初のクローン人間を誕生させるクローン人間計画を正式に発表した。クローン人間づくりは1件あたり約$5万必要であるが当面は無料にし、計画が軌道に乗ったら有料化するということである。ただし、カトリックの総本山であるバチカンは2001年8月8日に、クローン人間計画反対声明を発表している。米国政府は2001年8月9日に、医療目的の一部に限定したES細胞の研究に助成を承認すると発表した。米国のウィスコンシン大学マディソン校(University of Wisconsin at Madison)のWARF(Wisconsin Alumni Research Foundation)は2001年8月13日に、バイオ企業ジェロン(Geron)社がWARFから取得したES細胞の商業使用権の不当拡大を防ぐことを目的に、ジェロン社を提訴した。詳細情報はURL(http://www.news.wisc.edu/packages/stemcells/index.msql?id=6372)または、URL(http://www.news.wisc.edu/view.html?id=6372)または、URL(http://www.news.wisc.edu/packages/stemcells/)で知ることができる。また、ES細胞が世界中から注目され、米国政府まで開発に協力することを発表していることから、CNNも特集を2001年8月から開始した。詳細情報はURL(http://www.cnn.com/SPECIALS/2001/stemcell/)で知ることができる。ローマ法王Santo Padre Giovanni Paolo IIが初めて、2001年11月22日に電子メールを発信した。しかし、その内容はオセアニアで起こした聖職者による性的犯罪に対する謝罪文であった。詳細情報はURL(http://www.vatican.va/cgi-bin/w3-msql/news_services/bulletin/news/10247.html?index=10247&lang=it)で知ることができる。また、家族向けとしてインターネット上には電子聖書(Old and New Testament Bible Stories for the Family)も登場している。詳細情報はURL(http://www.antelope-ebooks.com/RELIGIOUS/biblestories.html)で知ることができる。NASAは2002年10月30日に、宇宙開発技術を採用して、複雑な腰骨と足の骨の接続部をつなぐ痛さがない人工の関節や人工聴覚など、人工臓器を開発したと発表した。詳細情報はURL(http://science.nasa.gov/headlines/y2002/30oct_hipscience.htm?list73602)で知ることができる。経済産業省は2004年1月29日に、「遺伝子組換え生物等の第二種使用等に当たって執るべき拡散防止措置等を定める省令(産業上の使用等)(案)」及び「同省令別表(1)に基づき経済産業大臣が定めるGILSP遺伝子組換え微生物(告示)(案)」に対する意見募集の実施結果について情報を公開した。詳細情報はURL(http://www.meti.go.jp/feedback/data/i40129aj.html)で知ることができる。スタンフォード大学医学部(Stanford University School of Medicine)では、細胞研究とクローニングに関するサイト「Stanford Center for Biomedical Ethics [RealOnePlayer, pdf]」を開設している。詳細情報はURL(http://scbe.stanford.edu/)で知ることができる。農林水産省は2004年12月10日に、「遺伝子組換え技術の情報サイト」を開設したと報告した。詳細情報はURL(http://www.s.affrc.go.jp/docs/anzenka/index.htm)で知ることができる。
京都大学再生医科学研究所の山中伸弥教授らが世界で初めて成人の顔の皮膚の細胞や関節にある細胞などを使って別の臓器の細胞になる能力を備えた人の万能細胞(人工多能性幹細胞/iPS細胞)をつくることに成功し、米国の科学雑誌「セル(CELL)」で2007年11月21日に発表した。山中伸弥教授と高橋和利助教らは2006年8月に、マウスの皮膚細胞に特定の4つの遺伝子を組み込んでiPS細胞をつくるという従来とはまったく違う手法を確立し、受精卵を壊さないので倫理的な問題が避けられるため、世界の注目を一気に集めていた。詳細情報はURL(http://www.frontier.kyoto-u.ac.jp/rc02/kyojuE.html)または、URL(http://cellnews-blog.blogspot.com/2007/11/yamanaka-turns-human-fibroblasts-to-esc.html)または、URL(http://images.cell.com/images/Edimages/Cell/IEPs/3661.pdf)で知ることができる。
ライバルのウィスコンシン大学(University of Wisconsin)のJames A. Thomsonとその仲間も同じ日に、米国科学誌「サイエンス(Scinence)」に同様の成果を発表した。詳細情報はURL(http://cellnews-blog.blogspot.com/2007/11/uw-madison-scientists-also-guide-human.html)または、URL(http://www.sciencemag.org/cgi/content/abstract/1151526)で知ることができる。


最初に発見されたhES cellsの生成
hES cellsの成長
米国の音楽ダウンロードから見た2000年7/8月と2001年2月のインターネット比較
科学アカデミー公開パネルで解説するPanos ZavosとSeverino Antinori
バチカンの巻頭ページ
バチカンのメニューページ
WARFのEmbryonic Stem Cells
WARFの栽培される細胞
WARFの成長する細胞の映像
英語圏医師の電子化状況と未来予測
ローマ法王Santo Padre Giovanni Paolo IIの謝罪電子メール
バチカンから21世紀最初のクリスマス・メッセージ
米国で大幅に増加したインターネットに求める宗教意識
Cyber-Rights & Cyber-Libertiesの1997-2002ステートメント
バチカンが公開した「インターネットの倫理(ETHICS IN INTERNET)」
バチカンが公開した「教会とインターネット(The Church and the Internet)」
ipsos-reid.comが2002年6月12日に公開した音楽データ・ダウンロード調査報告
音楽データ・ダウンロード調査資料-1
音楽データ・ダウンロード調査資料-2
Walter Benjamin著The Work of Art in the Age of Mechanical Reproduction, 1935
NASAが開発した「人工股関節」
NASAが開発した「人工聴覚」
U.S. Copyright Law
遺伝子組換え生物等の第二種使用等に当たって執るべき拡散防止措置等を定める省令(産業上の使用等)(案)
同省令別表(1)に基づき経済産業大臣が定めるGILSP遺伝子組換え微生物(告示)(案)
別表(1)-1
別表(1)-2
別表(2)-1
別表(2)-2
注釈
経団連が2004年6月22日に公開した宇宙開発利用の早期再開と着実な推進要求書
Stanford Center for Biomedical Ethics Annual Report 2001-2002
山中伸弥教授らが雑誌「CELL」で公開した記事

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