米国のコンピュータ関連企業約6100社が設立した非営利法人CompTIAが実施している国際的な資格認定試験の名称。あらゆるメーカーの機種、ソフトの保守を求めている。詳細情報はURL(http://www.comptia.org/certification/a/default.aspx)で知ることができる。パソコン保守サービス会社のジェイコムなど15社が設立したCompTIAの日本法人もパソコン保守能力認定試験として、1996年4月に第1回目の試験を実施した。その後通産省(当時)の支援を受け、ITサービス技術検定協会を設立し、本格的な国際資格試験として1996年9月から受験希望者を募集した。このITサービス技術検定協会が実施する国際資格試験としての「A+試験」は、東京・大阪・名古屋・福岡・札幌で実施された。1997年からは毎月1回のペースで実施される予定である。試験対象はソフト、周辺機器を含めたあらゆるメーカーの機種が対象になり、パソコンの一般知識から具体的なトラブル対処法の応用問題まで幅広い内容が出題される。また、日本法人のCompTIAでは、「A+」以外にも「Network+」「i-Net+」「CDIA+」「Server+」「Linux+」「e-Biz+」「CTT+」「IT Project+」「Security+」「HTI(Home Technology Integrator)+」といった資格認定試験を実施している。ただし、パソコン業界は新製品や新技術がどんどん発表されるため、試験の有効期間は3年間である。3年を過ぎると再試験が義務づけられている。詳細情報はURL(http://www.comptia.jp/cont_certif_01.html)で知ることができる。ジェイコムは、事業を年々拡大して売り上げを伸ばしてきたが、半面設備投資がふくらみ、1997年夏ごろからは借入資金の金利返済も難しくなり、10月には1回目の不渡りを出し、11月末の手形決済も厳しくなったことから1997年11月28日に東京地裁に和議を申し立て、12月1日に保全命令を受けた。負債総額は30億円である。