AACS(Advanced Access Content System)


現行DVDで使われている保護機能の何倍も強力で、コピー管理も含め、ネットワーク機能やインターネット接続に関連して、公認されたセキュアな方法を提供するコンテンツ管理システムとして、業界団体のAACS LA(Advanced Access Content System License Administrator)が策定を推進している次世代DVD向け著作権保護規格の名称。デジタル出力されたHD映像は、強固な暗号化技術のためダビングは事実上不可能になるが、アナログ出力は比較的簡単にダビングできる。また、現行のDVDやビデオ、デジタル放送のアナログ出力やHDのアナログ出力にもコピーガードはかけられているが、容易に解除できることから、デジタル出力されたものをアナログに変換し、プロテクトを外してダビングする「アナログ・ホール(analog hole)」にも対応できるように、アナログのHD映像出力を全廃し、暗号化されたデジタル信号のみを認める方向で検討されている。HD映像を表示する大型テレビや液晶プロジェクターの多くは、映像の入力に「D端子」を使っているが、「D端子」はアナログであることから、「D端子」経由では、次世代DVDプレーヤーのハイビジョン映像が表示できなくなる可能性がある。また、下院司法委員会委員長で共和党のJames Sensenbrenner Jr.下院議員と民主党のJohn Conyers下院議員が、技術者の間で「アナログ・ホール(analog hole)」と呼ばれる問題を解消することを目的として、2005年12月16日に共同で議会に法案として「DTCSA(Digital Transition Content Security Act)」提出した。「DTCSA(Digital Transition Content Security Act)」が成立すると、アナログ・ビデオ信号をデジタル信号に変換したり、その逆にデジタル・ビデオ信号をアナログ信号する、PC用のチューナーやデジタルビデオレコーダなども含まれる電子機器の製造/販売は違法となる。ただし、再配布の防止を目的としたコピー対策プランに準拠している場合は例外とされる。詳細情報はURL(http://www.mirrordot.org/stories/218401d17cf409d3c2952461657f8a1e/20051218-5797.html)または、URL(http://static.publicknowledge.org/pdf/HR-4569-DTCSA-Analog-Hole.pdf)または、URL(http://judiciary.house.gov/media/pdfs/analogprotectintro121605.pdf)で知ることができる。